日本一高い山と言えば富士山ですが、では日本一低い山は?と聞かれれば意外と答えられない方もおおいのではないでしょうか?
築山で日本一低い山
築山(人工的に作られた山)で日本一低い山は宮城県仙台市宮城野区にある「日和山」です。1990年代は標高6mで国土地理院によって日本一低い山と認定されていましたが、1996年に大阪府大阪市港区の「天保山」が標高4.53mで日本一低い山とされました。
しかし、その後の東日本大震災の津波で削られ、標高が3mになってしまったことで、再び日本一低い山として認定されました。
標高0mで”日本一低い山”を自称する山も
秋田県南秋田郡大潟村にある「大潟富士」は、なんと標高0mで日本一低い山として登録を申請しています。残念ながら地形図への掲載は見送られてしまいましたが、実際に大潟富士へ行ってみると、「日本一低い山」という縦看板が掲載されています。
自然の山で日本一低い山
とはいっても、これまで日本一低い山を争っていたのはどちらも人工的に作られた山です。
では、自然にできた山で日本一低い山がどこかというと、徳島県徳島市にある「弁天山(べんてんやま)」です。標高6.1mで、自然の山で日本一低い山に認定されています。